2010-01-01から1年間の記事一覧

トラック「N1」の話1

あれは2年以上前の事。今里のスタジオでギター弾きのTakanagaとレコーディングもせず、ただただビールを飲んでるだけの日だった。Dugsoulの音を変えるというか、新しいコトを始めようみたいな、そんな今後の方向性を決めるような話をしていた。とりあえずJa…

長い坂道を登って。

Soul Eyesが1位になった。さて次はアルバムだ。昨日、メールでMoleから最終のトラックリストの確認を求めて来た。具体的にプロジェクトが進行していることを実感した。ん?トラックリストのタイトルに僕が作った覚えのないのが2トラック。どこでどうなった…

ふたつの林檎箱。

というワケで、G4を箱の中に押し込む林檎箱を作ることにした。布施のコーナンに材料買い出し。パネルはコーナンでカットしてもらった。あと金具、マグネット、パンチカーペット、防振動ゴムなど。最初、防音方向で考えてたけど、どうせ空気の排気穴を開ける…

「魂の目」が登っていった。

「えー、まだクラシックでやってるんですか?」とバカにしたような目つきか半笑いでよく言われる。マックのOSの話。そんなことにはもう慣れてしまった。何がダメなのクラシックの。道具としてクラシック最高。まぁ、少し検討してみて。やはり音楽はマックの…

Funk Go Go Band

何だかMoleからアルバムをリリースするプロジェクトが現実味を帯びてきた。リリースに合わせてMoleのサイトのアーティストページに僕のページを加えてくれるらしい。だからプロフィールと写真を送ってくれとリクエストのメールが届いた。さて、もう何年もち…

チャートイン。

久しぶりにチャートをチェックしたらSoul eyesが5位にチャートインしていた。リリース直後は20位後半をウロウロしてたのに。「へぇ、そうなんや」って感じ。そしていい加減な英語でやり取りしながらアルバムのプロジェクトがやっと動きだした。「どうなるか…

ファーストコンタクト。

昨日はTakanagaがスタジオに昼過ぎにやって来て、ここ何年かのDugsoulのトラックを聴きまくり、聴き込んだ。気がつけば終電間際の時間まで途中、ラーメンを食べに外出した以外はずうっと聴いていた。 ドイツのとあるレーベルにいきなりmp3のファイルをデータ…

雨音。

何だか先週は振り回されたみたいで、あっと言う間に一週間が過ぎた感じがする。今日の大阪は雨模様。昼間はスタジオの窓を開けて、聞こえてくる雨音をバックグランドにして薄い音で音楽を鳴らしてた。何人か電話で短い打ち合わせや会話をした以外は、ずっと…

混ざり合った理由の中で見つけるもの。

時に何でも良いという訳にもいかず、何かそこには理由というものがあり、その必然性にたどり着くのが大変だったりする。見失うと漂流してしまう。解らないで放っておくと、やはり気がつけば同じところでつまずいてしまう。まぁ、昔より転び方はうまくなった…

秋、来る。

毎日が過ぎて行くごとに、まるで秋に近づく。暑かったあの夏が遠くなる。気持ちがいい。散歩したり。自転車に乗ったり。Hiroの店でビールを飲みながら思いつく言葉をノートに書いて並べて遊ぶ。 peace

いつか夢の中で聴いた音。

僕にはやりたいことがある。それは音楽でアートの領域に踏み込むことだ。イメージの中に入って行きたいのだ。あるいは立体的にそして覚醒するような音をクリエイトしたい。何だろう?そんな音って。探す旅は続く。 人が発想したことは、人の想像を超える。 S…

刻印石広場。

まだ、さすがに昼下がり歩いたりすると汗ばんだりするけど、それでも一頃の暑さに比べたら随分とましになった。そんな一昨日、京橋から大阪城をぬけて歩いて帰った。まぁ、2時間足らずの道程だ。 極楽橋から本丸へと続く石段の途中に「刻印石広場」っていう…

Soul eyes  9/24リリース。

シングルSoul eyesをリリース。5トラックを収録。 The Same Place ファンキーなトラック。スティービー・ワンダー気分でキーボードを弾いた。 Aroma ベースラインを基調に浮遊感を意識して制作した。 Soul Eyes (Torigasoul mix) タイトルチューン。ヴォーカ…

スタジオにウインドウズ。

ここ最近、メールでやり取りすることがホントに多くなった。加え、添付したりされたりするファイルもハンパない。送られてくるファイルをセッセとダウンロードしてると、音楽ファイルに混ざってJPGやPDFが散らかりまくり、あっという間にデスクトップが整理…

今日、見上げた空の向こう。

果たして人はどこまでやさしくなれるんだろうか。いつか見た空の雲は、いつか見た雲と同じにしても果たして何を感じるのだろうか。夏を少し振り返る。 peace

Future Jazz Cafe。

猛暑日の記録を更新中らしい。8月も明日で終わろうというのに。全然、涼しくなる気配を感じない。空には今日も立派な入道雲が浮かんでいた。夢中とは夢の中ということだ。現実は夢を捨て、夢は現実と向き合わない。そんな単純なものじゃない。 Future Jazz …

いい加減なレモネード。

とても暑い日が続く。とりたてて特別なことのない日常をこの暑さはさらに平凡なものにしてしまう。きっといい加減なレシピで作ったレモネードでもおいしいはず。夏は好きな季節だがここまで暑くなくていい。電話を切った後で「あっ、いい忘れた」とかメール…

遅れてやって来た夏。

何とか突破口が見つかれば、そこを目指してとにかく前へ進むことだ。悩んで時間だけをやり過ごしてもしょうがないから。Un Baño Del Sol De Ibiza 2010 思えば昨年、このコンピレーションの09版にトラックを提供してくれないかとMoleからリクエストがあって…

何も正解ではない。何も間違ってもいない。

ほんとは僕が思い計ることではない。今年の初めに、Moleの系列のダンスレーベルからHouseのトラックをリリースしてもらおうとトラックをアップロードした。しかし、返事は「Moleからリリースしたい」とメールが届いた。それを僕は「そのトラックはMoleらしく…

リリース決定。

先週は随分と楽しい一週間だった。 EP"Soul eyes"のリリースが9月に決まった。5トラックのミニアルバムみたいなものだ。"Soul eyes"はその中に含まれているトラックタイトルだ。日本語のヴォーカルトラック。週末にカバーデザインがMoleからファイル添付で送…

地下室。

先週、新しい全部で14トラックをMoleのサーバーにアップロードした。一応、タイムテーブル通り行くと今年の秋冬にリリースされる予定だ。この14トラックは、ディスカバリーの要素が強い。おかげでいわゆるクラブミュージックとは縁が遠くなった。さて、これ…

雨が降る木曜日。

久しぶりに雨が降る木曜日。何だかホッとする。ホッとすると言えば数日前、携帯電話を自宅に置いたまま外出した。世間と繋がっている接点のひとつをなくし、これが案外と心地よかった。このまま携帯電話を携帯するのをやめようかとも思ったが、やはりそうは…

2010年の夏。

大阪に夏の雲だ。7月22日に新しいトラックの制作作業は一応、終わった。全14トラック。4月の終わりから取りかかり、約3ヶ月。季節は春から夏になった。時は過ぎてゆく。 peace

大阪らしい夏が来た。

鬱陶しい梅雨の空模様から開放された日曜の昼下がり、汗だくになりながらベランダの植木や草花の手入れをしていると、生ぬるい風が夏の始まりを告げる潮の香りを運んで来た。そして、どこからか男同士が何かさっきから言い争っているような声が聞こえる。そ…

曖昧な感じ。聴いてどうか。

いくつかのトラックが出来上がればそれをCD-Rに焼いて、チェックしてまたマスタリングをやり直す。その繰り返し。そして11トラックまでたどりついた。マスタリングを何度もそうしてやり直すうちに音は粒立ち、知らず知らずのうちに聴きやすい音にはなるけど…

梅雨時の気分転換。

今年の梅雨はホントに梅雨らしく雨の日が続く。先週、スタジオのレイアウトを変えた。とはいえもともと手狭でたいしたことはないが、それでも少しは気分転換になった。無駄に大きかった丸いテーブルを処分して、最近ほとんど使ってなかった、スタジオにある…

言葉は言葉以上の気持ちが伝わる。

言い切ってしまえばPKにテクニックも戦術もない。あるのは「運」だけだ。3人目のキッカーが蹴った今大会のオフィシャルボール「ジャブラニ」はネットを揺らすことなく、無情にもゴールのクロスバーを叩き、宙に舞った。これで勝者と敗者を決めるというトーナ…

Rare Grooves Vol 4 (The Most Wanted Lounge Songs)

今日の深夜はデンマーク戦だ。予選リーグ突破を願う。 とりあえず10トラックをめどに制作を始めた今回のプロジェクト。なんとかそこまでたどり着きそうな感じになって来た。そしてそれは通過点にしてあと5トラックを次の目標にしようと思っている。トラック…

16bitの音。

渋谷のHMVがこの夏で閉店すると昨日、インターネットのニュースで知った。レコードどころかCDまでもが音楽メディアから消えてゆく。それは遠い将来ではないと実感させられた。玉造にスタジオがあった8年ほど前、やっとCD-Rで自分の作ったトラックが焼けるよ…

その理由はそれ以上のものではない。

そして、月日は流れるものだけど5月は早かった。あっと言う間だった。限界に向かい、限界を知り、限界を超えることで新たな道が初めて切り開かれる。そして心は丈夫になるものだ。強くなれる。傷付くことを恐れて臆病になっていたら結局、何も始まらないのだ…