mp3で遊ぼう。


2012年3月も終わろうとしているのに今年の春は遅い。いまさらだけどmp3の音ってどうしたらいいの?を試行錯誤しながら音を楽しんでいる。これまで「え?何?mp3?」と片付けてしまえばよかった。音質の悪さは折り紙付き。基本的にデーターを圧縮している以上、逆立ちしてもいい音にはならない。そんなメディアは音を作る立場からは全く興味のないメディア。しかし顕著にmp3を無視できない状況になってきたことは確か。実際、僕の曲はmp3でしかリリースされていないのが現実だ。(一部、WAVでもリリースもされてます)本腰入れて最終メディアがmp3になることを前提に音作りとかアレンジ、そしてマスタリングなんかを考えた方がいいと。前向きにmp3で遊ぼうと思った。どうせジョブスだって家ではレコード聴いてたんでしょ。って嘆くのではなく、笑えないとこの遊びはうまくいかない。でもコレは写真家ならフォーカスが甘い写真を撮ることだし、フラワーアレンジメントなら造花を使ってテーブルを飾ることと同じこと。まじめに考えたらアーティストとしてこんなツライことはない。だからまじめに考えない。フォーカスの甘い写真だって、テーブルを飾る造花だって遠くからみれば大丈夫、分からない。もしくは最初からコンセプトを持ってフォーカスの甘い写真を撮影し、造花でテーブルを飾ればいい。それがユニークなり、面白ければ興味は持てる。でしょ?
ニール・ヤングはなぜMP3を嫌うか」
http://wired.jp/2012/02/14/why-neil-young-hates-mp3-and-what-you-can-do-about-it/
peace