日曜日の歴史の歴史。

今週の日曜日、肥後橋にある国立国際美術館に出かけた。杉本博司の「歴史の歴史」を観たいと思ったからだ。この日は最終日だった。観た後にゆっくり遅いランチにしようと思ったが、お腹が空いていたので、先にランチにすることにした。上本町、ハイハイタウンの南海飯店で牛すじの煮込み、小海老の天ぷら、酢豚そしてビール。日曜日の昼下がりは何と言っても中華とビールがうまい。ほろ酔いで地下鉄に乗って肥後橋へ。








作品や展示物の化石や歴史が置いていったものを観て歩いているうちに、お腹一杯、ビールでほろ酔いも手伝って、途中からいい感じで眠くなってきた。ちょうど一人がけのソファが並べてあったので、そのひとつに座って昼寝した。静かで、作品の放つオーラに包まれ、美術館で昼寝すると随分と心地よいことを知った。杉本博司は歴史の収集家、タイムトラベラーだ。時を経て、時代が歴史を作る。一瞬を切り取っている写真もまたそうなんだ。
peace