帰って来ました。

気がつけば10月になってる。先週の水曜日、のぞみに乗って岡山へ。途中、前々日から実家に帰っていたアッコと新大阪で合流して岡山駅に着くと農場主が1時間前から迎えに来てくれてた。久し振りの再会を喜びあって、さっそく車でOK農場へ。山の上とは聞いていたし、メールで写真も送ってくれていたのでイメージは出来ていたものの、OK農場に近づくにつれて道はどんどん山奥に、道幅はどんどん狭くなり、まるで山を分け入って行くようだ。「もうすぐ」とOK農場のオクチャンが言ったら僕は「ほんまに人、住んでるの、家、あるの?」と聞き返したぐらいに山奥。道を間違えながら2時間程で到着。山の上に建つ築100年以上の古い農家。中に招き入れてもらってビックリ。家というより画廊みたい。てか画廊のロビーやん。これ。実際、アッチヤンの陶器の作品とか並んでいる。で、そこにスピーカーが置いてあって、鳴ってます。ええ音。さっそくリビングのソファをひとつひとつ座って回り、手前の左の少し固めのソファを「自分の」って決めて、到着して間もなく、もう落ち着きました。その夜は鍋料理でビール飲んで焼酎飲んで記憶がなくなり、次の日はお昼、庭でバーベキュー。山奥の自然の中で食を堪能するほど贅沢はない。ビールがうまいワインも最高で食べ過ぎやし飲み過ぎ。記憶があやしくなって、朝ごはんを食べたことさえ忘れてた。気がつくと夕方で、向いの山の頂上にある市営の温泉へ。温泉施設の近所に「展望台」がある。あるけどある意味がわからない展望台だ。そんな展望台に登った。確かにいい景色だ。でも建ってる意味がわからない。山頂に建つ展望台は山の上の鉄のオブジェみたい。温泉の露天風呂から50過ぎのオッチャンが裸の仁王立ちで「うォーい」というすごい叫び声をあげたので、意味がわからなかった。そして次は両手を高々と上げて、左右の腕を高速でクロスさせ始めた。振っている腕の残像が残るぐらいのスピードだ。そしてまた「うォーい」と叫ぶ。この動作をくり返す裸の仁王立ちオッサン。やっと意味がわかった。山の中腹辺りに知り合いがいたみたいだ。で、叫んで、手を振り回していたんだ。そして次の日、手作りビザでコーヒーを飲みながら、来てよかったとか思いながら、ソファに座り山の景色を眺めてた。そして岡山から大阪へ。(長い日記やな)大阪へは山陽インターまでオクチャンの車で。そして高速バスで大阪OCATに到着。もう、ずっと食べたいと思ってた風月のお好み焼きへGO。豚たまに焼そばのお好み基本パターンにビールでノックアウトされる寸前にKatzと合流。なんばから南海電車、ええな南海電車。KatzのDJブースにベット置いて住んでるような新居を経由して、住之江のabce。丸金DEEP HOUSEのパーティー。気持ちよかった。Katz、呼んでくれてありがとう。雰囲気、気持ちよかった。DJしてて気持ちよかった。音聴いてて気持ちよかった。友だち来てくれて気持ちよかった。相当、気持ちよかった。今、「自由」を求めて行くと住江やと思った。前向きに感じる疑問は、システムから脱却し、それが流れとなると新しい潮流となって、やがてはムーブメントとなり、そして文化、ファッションが開花し、歴史になる。アンダーグランドの歴史に残るのは、非日常、マインド、音、イメージの世界、スピリッツだ。だからそれはみんなの心、魂の中に残っていく。さらにそれは語り継いでいくものだと僕は思っている。そしてそれがabceで始ってることを感じた。やっぱり、アンダーグランドは最高。是非、自分の遊びは自分でちゃんと見つけることができる人は、abceへ。まず、「共感」する楽しさを知ってしまうか、思い出す。
今日の東京は昼過ぎから雨。ああ、楽しかった。この数日の天国を思い出しながらOn Life13、14、15をくり返しスタジオで聴いてます。みんなにありがとう。感謝します。会えてよかった。生きててよかったまで言うとくわ。
peace